ドロ刑４話の無料見逃し配信は？あらすじネタバレ感想も！【中島健人ドラマ】

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オープニングではいきなり、とある老練な男のシーン。
熱湯と氷に交互にキズだらけの手を突っ込み、指先を鍛えているようにも見えます。
彼は伝説的スリ、大文銀次（杉本哲太）でした。

3課13係の期待の新人・・のはずの斑目（中島健人）は、私服で捜査中。
相変わらずだるげな様子です。
自分が正当に評価されていないと、昔気質の「スリ目」と足を使った捜査を展開する大先輩・左門（板尾創路）に不満だらけ。

現行犯逮捕・盗難品・被害者の3点が揃って初めてスリ逮捕、という話に、「マニュアル化すれば」「ネットにアップして」などと、むくれます。

恐れを知らない斑目は、係長（稲森いずみ）にこれでは自分の力が活かせない、と直訴します。
言いくるめられたと被害者ぶっている斑目ですが、左門から「書類不備の罰ゲームでお前の教育を引き受けた」と真相を明かされ、涙ながらに煙鴉（遠藤憲一）にいつものバーで愚痴ります。

一方、係長は業績が欲しくて、メンバーにハッパをかけます。
なんと全国から著名なスリ集団、3グループが続々と到着する、狙いはコミフェスらしいと言うのです。
係ごとに競う展開ですが、13係は相変わらず成績不振。
何日も左門がベテランのスリ目で逮捕した1ポイントだけ、という日が続きます。

左門は、因縁がある銀次を現行犯逮捕したい一心で追い、古傷の足を痛める熱中ぶり。
やる気のなかった斑目でしたが、左門の態度に何か心にくるものがあった様子。
ハシタ仕事はやらない、という風の皇子山（中村倫也）に対し、強気の発言をしたり、煙鴉から知恵を授かったりします。

一方、皇子山は、斑目のエス（情報源）のようであるジャーナリストが煙鴉ではないかと疑い、しつこく調べていました。
戸籍まで調べ、なりすまし疑惑をバーの煙鴉にぶつけます。
苦笑いではぐらかす煙鴉。

そこに酔っ払った斑目が「そんなこと調べてたんですか、彼はもちろん煙鴉ですよ」などと、危険な太鼓判を押します。
満を持して調べていた皇子山は、「斑目がここまで言うということは…やっぱり間違いか！」と妙な納得の仕方をし、帰っていくのでした。

相変わらず左門の鼻先でスリを実行する、職人気質の銀次。
ダメダメな斑目を見て、刑事の腕も落ちたな、などと言う始末。
昔なじみの泥棒と刑事の関係で「孫ができたと年賀状までもらった」と、銀次が足を洗ったことを信じていた左門は、銀次の真の目的を案じています。

ムキになっている左門と新人斑目のコンビを含め、13係は他の係に成績を馬鹿にされたまま、コミフェスの日が近づきます。

13係の面々はそれなりに変装して電車で会場へ向かいます。
車両内は指名手配犯らしき顔ぶればかり。
しかし逮捕の決め手に欠け、スリ同士の連携プレーも働いているようで、逮捕に至ることができません。

焦った斑目は、なんとか銀次を取り押さえますが、被害者の胸には財布が戻っており、なんと「中抜き」という財布本体は戻す高度な技を使った様子。
困惑する斑目です。

その時、皇子山が押さえたスリが、刃物を取り出し、切り付けてきました。
このスリは外国人。
危うくなるとすぐ刃物に訴える、危険グループとして日本人のスリグループ達もかなり被害に遭っていたのでした。

13係のメンバー全員が力を合わせ、外国人グループを抑えます。
左門はこのことが銀次の目的であった、と気づくのでした。
銀次自身は証拠不十分で釈放か・・という時、斑目は一か八か、ハッタリをかまします。

お札をスられた被害者にはお孫さんがいる。
銀次が持っている紙幣にお孫さんの落書きがあれば、犯行証明できる！
それを聞いた銀次は、ギクリとして、降参するのでした。

しかし本当は、斑目のハッタリだとわかっていた銀次。
外国人の凶悪グループを逮捕してくれた警察に敬意を表して、とらえられたのでした。

ところで、外国人集団を無事逮捕できたのには、彼らが用意していたナイフのいくつかがスられ、網棚に移動していたという事実が判明。
それを聞いた銀次は、あいつの仕業か…と、煙鴉のことを思い浮かべます。
一方、この話の流れにやはり煙鴉が関わっていた、と知り、列車に乗り合わせていた例のジャーナリストに気づいていた皇子山は、釈然としない思いを抱えます。

相変わらず、バーの斑目と煙鴉。
斑目は「スリをマスターしました！」と言って、煙鴉の財布をスって見せます。
実はその財布は斑目のもので、煙鴉とお揃いのものを購入したのでした。
愛嬌のある態度に、つい笑顔を見せる煙鴉でした。