寒い冬の終わりが近づき、暖かな春がやってきますね。

わらびが美味しい季節となりましたが、アク抜きや保存方法に悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれません。

今回は、簡単におうちにある小麦粉でできるアク抜きの方法や冷凍保存の方法についてまとめていきます!

題して、『わらびの簡単な小麦粉でできるアク抜きの方法や時間は?冷凍保存の方法についても』です。



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春の野菜、と聞かれてどんな野菜を思い浮かべますか?
野菜にはいろいろなものがありますが、春を感じられる野菜のひとつに山菜があります。

山菜のイメージってどんなものでしょうか?
少しほろ苦さがあって、どちらかといえば「大人の食べ物」という感じでこの季節美味しいですよね。

スーパーなどでも売られていますが、私のように田舎に住んでいると、少し足を伸ばして山に行けば、袋いっぱいの無農薬の山菜が採れたりします。

山菜料理には天ぷら、お浸し、たけのことの煮物などなど・・。

どれも春にしか味わうことのできない料理ですよね。今日は、山菜の中でもポピュラーな「わらび」について紹介します。

わらびについて

わらびの旬は2~4月。山菜の中でもアクが強いことで知られています。

アク抜きをせずに生のまま食べることはできないので必ずアク抜きをしましょう。

アクとは、その食材がもつ苦味や渋み成分のことです。

わらびは鮮度が落ちるのが早く、時間とともにどんどん固くなってしまいます。

下処理は「できるだけ早く」することが肝心です。

アク抜きについてはこのあとの項で紹介しますね。

「わらび餅」というお餅がありますが、これはわらびの根を材料に作られた「わらび粉」で作られた和菓子です。



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わらびのアク抜き方法は?時間がかかる?

わらびはアクが強く、十分なアク抜きができていないと強い毒性があるといわれています。

そのまま生で食べるのではなく、しっかりと火を通さなければなりません。

アク抜きの方法で一般的なものとして、重曹を使う方法があります。

でも、重曹ってどのお宅にいつでもあるものじゃないですよね?

それに重曹を使ったアク抜き方法だと一晩置く必要があり、時間がかかってしまいます。

そこで、もっと簡単にそして短時間でアク抜きができる方法がありますので、ご紹介します。

【わらびのアク抜きの方法と所要時間】

(1)わらびの根の硬い部分を切り落とす
(2)鍋に水(約1.5L)、小麦粉大さじ4、塩小さじ2を
入れてよく混ぜ、鍋を火にかけて沸騰させる。
(3)鍋に蕨を入れて弱火で3~4分煮込んで火を止める。
(4)茹でたわらびを冷水にとり、約10分間冷水に浸す。
(5)ザルに上げて水を切る。

以上の工程で約15分でアク抜き完了!です。

 

小麦粉ならたいていどの家庭でも常備されていますよね。

わざわざ薬局まで行って重曹を買いに行く必要もありませんし、時間がかからないので、すぐに調理して食べることができます。

わらびの冷凍保存の方法は?

わらびは鮮度が落ちるのが早いため、生のままでの保存が難しい野菜です。

アク抜きしたあと、わらびを水に浸した状態で、冷蔵庫で一週間くらい保存ができます(水は毎日交換する)

それでも日毎に美味しさが落ちてしまいます。

そこで、手軽にそのままの鮮度で味わうために冷凍保存という手があります。

アク抜きしたわらびの水分を切ったあと調理しやすい長さに切り、袋に小分けして冷凍してしまいましょう。

そうしておけば、冷凍庫から出した時にすぐ使うことができるのでとても便利ですし、冷蔵保存よりも長持ちします。

わらびのおすすめレシピ

わらびを使ったレシピをご紹介します。

<わらびのお浸し>

 

【お浸しの作り方】

(1)わらびを3cmほどにカットします。
包丁の背で軽く茎の部分をたたいておく。

(2)ボウルにわらびを入れて、材料の調味料とあえます。

(3)ラップをして冷蔵庫で保存し、味がなじめばOK!
和えたらラップをして冷蔵庫で味が染み込むまで置きます。

(4)お皿に盛り付けて、仕上げにかつお節を乗せて出来上がりです。

【材料(4人前)】

わらびの水煮200g

(1)しょうゆ大さじ1(めんつゆでもOK)

(2)酢大さじ1/2

(3)砂糖小さじ1

かつお節適量

 

まとめ

「わらびの簡単な小麦粉でできるアク抜きの方法や時間は?冷凍保存の方法についても」は、いかがでしたか?

アク抜きをしなくちゃいけないなんて面倒そう・・、と思っていた方やこれまで別の方法でアク抜きしていた方、ここに書かれているように簡単に下処理できるので一度お試し頂きたいと思います。

これからの季節、旬のわらびがスーパーにも並び始めるでしょう。

わらび料理を楽しんでいただいて、春の訪れを感じ取ってみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。

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