刑事ゼロ第８話の無料の見逃し配信は？あらすじネタバレ感想も！【沢村一樹ドラマ】

日程：2019年2月25日（木）よる8：00～

・第01話（01/10）：14.7%
・第02話（01/17）：10.5%
・第03話（01/24）：11.9%
・第04話（01/31）：12.1%
・第05話（02/ 7）：10.7%
・第06話（02/14）：11.3％
・第07話（02/21）：10.6％
・第08話（02/28）： 9.9％

更新しました。

時矢歴彦(沢村一樹)と佐相智佳(瀧本美織)は逃走犯を追いかけ、京都の町を駆け巡りようやく確保します。
以前時矢が逮捕した強盗の常習犯で、犯人の顔を覚えていないことを責める佐相に時矢はおどけてみせます。

その姿に佐相は怒りをあらわにします。それから数日後、『ガラス産業』の研究室長、三宅鎮男(篠塚勝)が自宅で殺害され、第一発見者の金戸直美(小倉久寛)が逮捕されました。
決め手になったのは、殺害時刻に言い争う声を聞いたとの通報電話でした。

被疑者の金戸は17年前に離婚した佐相の実の父親であり、佐相はこの事件から外されます。
佐相は17年前にも金戸が逮捕されたことから、父親に対してあまりいい感情を抱いていませんでした。時矢は事件を捜査するため、警察署へ金戸の謁見に出掛けます。

金戸は事件当日、三宅家を訪ねる予定でしたが、メールでスポーツバーに行くよう言われそこで暫く待っていたと証言します。
その時、知らない女性と相席になったと。
待っても三宅が来ないため自宅を訪ねると、死亡した三宅の発見に至ったのです。その話を聞いた時矢は、その女性を捜す為にスポーツバーに行き、聞き込みをします。
店長や店員は金戸を覚えていませんでした。
しかし、壁にかかったコルクボードにインスタントカメラの写真が多く貼られていることに気付きます。
そこには訪れたお客が写っていましたが、金戸の席は写っていません。

女性の消息が掴めぬまま、次に三宅が勤めていた『ガラス産業』を訪ねます。
被疑者の金戸も17年前、『ガラス産業』に勤めており、三宅と共に研究を行っていました。

当時副室長をしていた金戸が、機密情報を外部に流出させたのではないかと疑われ、訴えられていたのです。
決め手となったのは外部に依頼したリサーチ会社が、金戸と誰かが取引している現場をおさえた写真でした。

しかし、その相手が特定されなかったため、証拠不十分で不起訴になっていたのです。
その後、三宅と金戸は話し合い、自主退職として会社を去っていました。

13係に戻った時矢と仲間は今までの経緯を振り返りながら、『退職させられた三宅の恨み』や、三宅が死亡時に趣味である将棋の駒の『歩』を握っていたことからダイイングメッセージかも、と予想します。
その場で事件のあらましを聞いていた佐相は気が気ではなく、福知市郎(寺島進)の意見もあり時矢と共に捜査に加わることになります。

時矢は謎の女性に何か目的があったのではないかと考え、再びスポーツバーに行きます。
パネルの写真を見ると、金戸がいるであろう席に向けてスマホで写す男性が写っていました。
その男性は店員で、当時のスマホ写真を見せてもらうと、金戸と女性の後ろ姿が写っていました。
女性はサッカーのユニフォームを着ており、選手にはいない背番号と名前が記されています。
オリジナルだと考えた時矢たちは、そのユニフォームから『荒巻リサーチ事務所』の武藤良美(片山萌美)だと分かりました。

次の日、時矢と佐相は『荒巻リサーチ事務所』を訪ねます。
佐相は時矢に前夜、父親を信じたいと力強く語っており、時矢も応えたいと気合いを入れ直していました。
事務所に行くと、良美が自分だと認め、金戸に近付いたのは依頼があったからだと明かします。
遅れて事務所に入ってきた所長の荒巻寛司(唐橋充)が、匿名からの依頼でポストに手付金と依頼内容が入っていたと弁明します。
時矢は『荒巻リサーチ事務所』に覚えがあり、17年前の事件の時に関わっていたと確信します。
そして、三宅の家で見つけた真っ白の『回顧録』を思いだし、原稿があるはずだと推理し発見しました。

次の日、『ガラス産業』の社長や研究室長、『荒巻リサーチ事務所』の荒巻と良美が一室に招集されました。
時矢はみんなの前に立つと、17年前の事件から今回の事件の推理を始めます。

三宅の『回顧録』には17年前の機密情報流出に関する告白が綴られていました。
ある日三宅は機密文書の入った鞄をタクシーに忘れてしまい、それが外部に流出してしまいます。
それを聞いた金戸は会社や研究室を守るため、三宅の制止を振り切り自分がやったことにしたのです。
三宅は金戸を捨て駒にしてしまったと後悔し、亡くなる前に金戸は捨て駒ではないと将棋の駒を掴んでいたのです。
そして、無実の金戸に罪をきせ唯一得をする人物は、現研究室長の吉原純哉(森岡豊)だと時矢は指摘し、今回の事件の推理を話始めます。

吉原は三宅が退職直前、回顧録の事を聞かされます。
金戸をスポーツバーに誘導した後、三宅家を訪れ鈍器で殴り殺し、バーに戻り金戸を見ていたと。
金戸が三宅の家を訪ねた直後、警察に電話をかけていました。
時矢は電話の録音された声を分析すれば証拠になると言い、吉原はその証拠にガックリ項垂れると罪を認めました。

吉原逮捕後、金戸は釈放され公園で佐相の母、佐相貴和子(かとうかず子)と話をしていました。
そこへ時矢が佐相の手を引っ張り連れていきます。
金戸と貴和子は佐相を笑顔で迎え入れ、ベンチに座ります。

佐相は疑ったことを金戸に謝罪し、何で突然いなくなったのか、何も言わずに置いていったのか、と涙ながらに訴えます。
困った顔をする金戸に、貴和子は自分も同罪だと言います。
貴和子はやってもいない罪を金戸が被ろうとしている事実を感じ取っており、金戸が差し出す離婚届けを受け取っていました。

それは検察官をする貴和子を守ろうとするものでした。
貴和子は頬笑むと「それも後一年」と言います。

定年まで1年なので、犠牲にした人生をゆっくりお返しする、と金戸に向けて言います。
金戸、貴和子、佐相の顔には笑顔が浮かび、お互い肩を寄せ合いました。

その姿を見守っている時矢のもとに、弁護士である元妻の奥畑紀子(財前直見)が近寄ります。
「失った家族の時間を取り戻せる」と佐相たちの姿を見ながら頬笑む時矢に、「あなたの時間はどれだけ失ったの？」とさらっと訊ねる紀子。

時矢は「ジャスト20年」とうっかり答えてしまい、紀子はため息をこぼします。
刑事は記憶喪失になったら続けられないと規約があり、時矢に違反を指摘する紀子。

思いとどめさせようとする時矢に「一週間だけ待つから、身辺整理をするように。」と言い残し、紀子は去っていくのでした。

ゲスト：かとうかず子　小倉久寛

＜感　想＞
今回はいつも毅然としている佐相さんの違う一面を見られた回でした。
私生活が表に出ない彼女に父親というトラウマがある過去と、事件を通して絆が深まっていくストーリー性が良かったです。
彼女が泣くシーンも新鮮に感じました。
最後はとうとう時矢が記憶喪失だとバレてしまいましたね。
時々登場しては疑いを持っていそうな紀子でしたが、やはり確信を持ってついてきたのは元妻だからこそかもしれません。
うっかり言っちゃう時矢も、彼らしいバレ方だったと思います。
次回はいよいよ最終回です。
失った記憶が戻るのか、どのように取り戻せるのか、楽しみにしています。

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